SONY ST-S222ESR

SONY ST-S222ESR をゲット!

2015年10月11日、私のチューナーページのファンである平塚市の K さんから SONY ST-S222ESR の寄贈を受けました。 しばらく忙しくて手付かずでしたが、2015年11月17日にメンテナンスを完了しました。

フロンパネルのアルミ厚が 3mm あるところが ES シリーズなんだろうと思います。

本機のシリアルナンバーは [202276] です。



早速、程度&動作チェック

  1. 外観

  2. 入手した状態のまま電源 ON してチェックしました



カバーを開けてみました

  1. 作りはかなり良いです。 写真をクリックすると拡大写真を表示できます。

  2. フロントエンドは FM/TV 共用でアルプス製の汎用品です。 FM は3連バリキャップ方式で以下の構成です。

  3. FM IF 部は以下の構成です。

  4. FM 検波部は LA1235 を使ったクォードラチュア検波です。

  5. FM MPX 部は優秀な CXA1064 (LA3450 と同じ) を使用しており、セパレーション調整は左右別々に調整できます。

  6. AM 部は LA1245 で全てを構成します。 AM フロントエンドは2連バリキャップ構成です。



修理

  1. チューニングノブの動作が不安定 ・・・ 右回し中にカウントダウンしたり、左回し中にカウントアップしたり

  2. FM 受信で周波数ズレ



調整

写真の FM/AM 標準信号発生器 Panasonic VP-8175A (以下 SSG)、 FM Stereo 信号発生器 MEGURO MSG-2170、 周波数カウンタ ADVANTEST TR5822 を使って調整します。 10年も経つとコイルやトリマはズレます。

  

  1. FM 受信部の調整

  2. AM 受信部の調整

  3. 再調整結果



使ってみました

  1. デザイン

  2. 性能&音質



仕様