私のビデオデッキの使い方は単に放送している番組のタイムシフトに使っているだけです。
日本メーカのHDビデオデッキを探してみると、「HD録画+VHS録画」または「HD録画+DVD録画」の高機能・高価格のモデルしかありません。
でも私の使い方なら
HD録画だけでよい
のです。
私の要求にピッタリなHDビデオデッキがありました。
コジマで売っている韓国大宇電子の DHD-4000K です。
現在価格は 27,860円(39,800円×70%=27,860円)でほんの1年前は 54,800円で売られていた商品です。
1年で半額だからもう1年待つと1万円台になるかもしれませんが、その時に商品が残っているかは疑問です。
録画しても二度と見ないビデオテープは要りません。
テープレスでビデオ録画できサーチが一瞬、録画しながらの再生など、HDビデオデッキは私の使い方では大変魅力的です!!!
コジマネット
で調べると購入1万円以上は送料がかからず、値段も同じ、更にコジマポイントも付く、更に更にクレジットカードのポイントも付くとネットで買うほうが楽だと判りました。
2003年7月13日(日)にネット注文しておいたら7月15日(火)に到着しました。
配送も丁寧で箱が潰れることもなく非常に綺麗な状態で到着しました。
コジマの場合、ネット注文のほうが良いですね。
HDビデオデッキ本体、リモコン、単3電池×2本、アンテナケーブル、AVケーブル、取扱説明書で全部です。
これが予約録画登録の画面です。
EPG機能がないので、録画開始/終了やチャンネルなどを全て手動で設定する必要があります。
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良いところ
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ともかく保管に困るテープが要らない。
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頭出しはアッという間。(テープのような巻き戻しが不要ですから。)
おまけに消去は一瞬に完了します。
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録画しながらの再生ができます。
テープ式には絶対不可能です。
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テープのような物理的な劣化がない。
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録画リストに任意のサムネイル画像が入れられる。
私は主に衛星放送の映画を録画していますが、この映画の最初の部分のタイトル画像をサムネイルにしています。
録画リストから選んだ時に、すぐに何の映画か判って便利です。
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機械音が静かです。
ハードディスクには流体軸受けを使っているので、とっても静かです。
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録画モードは HQ/SP/LPの3種類。
ハードディスクの容量は40GBなので、それぞれ最大12.5/22/35時間も録画できる。
画質を優先するならHQでS-VHS並みです。SPは若干画質が落ちますが実用範囲でVHS並みです。
LPはかなり画質が悪くなりますがそれでもVHS 3倍モードよりはコントラストやノイズ感で勝っています。
私は常にHQモードで使っています。
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録画していなくても録画している???
DHD-4000Kで放送を見ているだけで、常にハードディスクのワークエリアにその時点より前に遡って1時間分のAVデータが保存されています。
ですから、少し前の場面をもう一度見たい(懸賞の宛先とかクイズの質問場面など。)となったらリモコンの巻戻ボタンを押すとその場面を再度見ることができます。
そしてその間も自動録画は続けられています。
録画しながらの再生です。
これはHDビデオデッキならではの機能ですね!!!
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HDビデオデッキの機構部としてはハードディスクしかありません。
よって縦置きしても大丈夫です。
今までに縦置きしても良いVHSデッキはなかったと思います。
私の部屋ではパソコン群の一部として一緒に並んで設置しています。
感覚的にはビデオデッキというよりパソコンに近いです。
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悪いところ
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DHD-4000Kの前面パネルはほとんどノッペラボウで、動作を示すランプ類はスタンバイランプと電源ランプしかありません。
前面パネルを見ただけでは動作モードがさっぱり判りません。
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全ての設定はリモコンを使って行います。
リモコンを紛失したら、タダの箱になってしまいます。
再生も録画も何にもできなくなります。
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リモコンでの操作感ですが、ちょっと反応が遅い感じがします。
イライラするほど遅くはないですが・・・
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リモコンで一番よく使う十字キーの使い勝手が悪い。
十字キーの上を押したのに左を押したように反応してしまうなどの不具合あります。
もう少し熟れれば評価も変わるかもしれませんが・・・
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リモコン操作が直感的に判り辛い。
普通のVHSデッキと比べると右矢印形の再生ボタンがない・・・など、ずいぶん使い勝手が違います。
これも熟れの問題かもしれないですが・・・
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EPG機能がないので、録画開始/終了やチャンネルなどを全て手動で設定する必要があります。
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内部時計の自動アジャスト機能がないので、時々時刻合わせをやらないと時間がどんどんズレていきます。
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まとめ
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DHD-4000Kは良くも悪くもHDビデオデッキのベーシック機ということです。
必要な機能やHDビデオデッキならではの機能はしっかり持っていますが、多機能ではないです。
でも、これでイイのだと思います。
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パソコンで高性能ビデオボードを買うと軽く数万円はしますよね。
これと似たような値段で「MPEGデコーダ/エンコーダ」「CPUボード」「ハードディスク」「電源」「筐体」「パソコンよりマシなデザイン」のHDビデオデッキが買えてしまうのです。
私は「旨い!安い!早い!」の牛丼感覚で買いました。
期待通りでした。
これからのデッキはHD式で決まりですね。
これが DHD-4000K の内部です。
「メインボード」+「ハードディスク」+「電源」が主なものです。
内部はスカスカですね。
このHDビデオデッキに関しては
全然OKじゃん! 54,800円のHDDビデオレコーダ〜大宇電子のDHD-4000Kを試す〜
に詳しい記事があります。
この記事を見ると空間能力が刺激されます。
HDのブートプログラムにはどんなデータが入っているのだろう?HDの置き換えも可能では?などなど。