I-O DATA HDL2-A4.0

I-O DATA HDL2-A4.0

I-O DATA HDL2-A4.0 をゲット！

2019年9月11日、ハードオフ越谷草加バイパス店で 2TB HDD を2台内蔵した DLNA NAS の I-O DATA HDL2-A4.0 の優良中古品が税込9,720円でした。 500円クーポンを使って9,220円で購入しました。発売は2011年10月で定価は税抜42,300円です。当時のフラグシップモデルです。

当日、同店には HDL2-A4.0 が2台ありました。 [9千円の本機] と [1万8千円のもの] です。

　私 [なぜ値段が倍も違うのですか？安いほうの理由は何ですか？]
　店 [1万8千円のは3月、9千円のは9月入荷 (つい最近) です。特に理由はなく、どちらも3ヵ月保証です。]
　私 [そうなら安いほうを買います。保証期間が3ヵ月あるのでダメでも安心だし。]

前々からハードオフの値付けは [いい加減] ではないかという疑惑がありましたが、それが証明されました！ 9千円なら 2TB HDD×2台の値段より安いではないか！・・・買わなきゃ損々。

RAID が組める NAS です。 RAID0 / RAID1 の動作モードを選べます。
100MBytes/s の高速データ伝送性能があり、USB2.0 HDD より速いらしい。
DLNA / DTCP-IP / DLPA に対応しています。

使用目的は [音楽データ蓄積] [開発データの保存] [各種バックアップデータの保存] などです。かなり貴重なデータを入れるので信頼性が一番重要です。外部に公開せずクローズド LAN 内で使います。

状態チェック

外観や動作
- プラスチック筐体にはややスレがあります。ワレや変形はありません。 NAS はネットワーク機器で黒子ですから、全く問題ありません。
- 付属品は [AC アダプタ] だけです。取扱説明書やサポートソフトはダウンロードできるので、全く問題ありません。
- 後ろ側の窪みに指を入れて天井蓋が外れます。 HDD と内蔵基板は新品同様な綺麗さでした。
- 電源が問題なく入り、動作も良好でした。
ファームウェアと RAID モード
- 購入時のファームウェアは Ver.1.08 だったので、最新の Ver.1.29 (2018/11/26版) にアップデートしました。
- RAID モードは RAID0 だったので、ミラーリングの RAID1 に変更しました。
内蔵 HDD の S.M.A.R.T. 情報
- 画像の左側は HDD1 で、右側は HDD2 の S.M.A.R.T. 情報です。どちらも画像をクリックすると、大きな画像を表示できます。
- 使用時間は 6,000時間程度なので、まだまだ大丈夫です。少なくとも5万時間は使えるはずです。
- 電源投入13回で使用時間6,000時間から考えると、24時間連続運転で使っていたようです。
総合して
- 以下の事実より、新品購入して8ヵ月連続使用の後、停止して長期保管の可能性が高いです。
  - 6,000時間÷24時間/日＝250日となり8ヵ月程度しか使われていません。
  - 購入時のファームウェアは Ver.1.08 (たぶん2012年) と非常に古かったです。
- よって、まだまだ新品に近い状態とわかりました。
  - 中古を買うことはある意味ギャンブルでスリル満点です・・・ 今回は大成功でした。

ボタンや端子、ランプ

ボタン

ボタン	内容	備考
電源	電源 ON/OFF を行う	右側面奥の下側にある。電源 OFF にする場合は長押しする。
RESET	[IP アドレス] [管理者パスワード] のみを出荷時設定に戻す	左側面奥の下側にある

端子

端子	内容
DC ジャック	付属の AC アダプタのプラグを挿入する
LAN ポート	LAN ケーブルを接続する (1000BASE-T 対応)
USB ポート1	[USB HDD] や [USB 接続入出力機器] 接続で使う (USB2.0)
USB ポート2	[USB HDD] や [USB 接続入出力機器] 接続で使う (USB2.0)

ランプ

ランプ	色	状態	内容
STATUS	緑	点灯	正常に使用可能
		点滅	システムが起動中、または、システム設定処理中
		ゆっくり点滅	新しいファームウェアバージョンが存在していることを通知
	橙	点灯	スカパー! プレミアムサービスチューナから録画中または、DTCP-IP 対応機器からのダビング中
	赤	点灯	USB ハードディスクの接続失敗などのエラーが発生
	赤	点滅	RAID 崩壊など、本製品にとって重大な問題が発生
	-	消灯	電源が入っていない
HDD1 エラー HDD2 エラー	赤	点灯	内蔵ハードディスクが実装されていない
	赤	点滅	内蔵ハードディスクに問題が発生
	-	消灯	内蔵ハードディスクが正常動作中

NAS

HDL2-A4.0 は、 NAS (Network Attached Storage) です
- LAN を介して HDL2-A4.0 のファイルを Windows パソコンからアクセスできます。
- HDL2-A4.0 の LAN ポートは 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T に対応します。
NAS を実現するのは HDL2-A4.0 内蔵の Samba サーバです
- Linux OS に MicroSoft の Windows ネットワークを実装したサーバです。
- Windows のファイルサーバやプリントサービス、ドメインコントローラ機能、ドメイン参加機能を提供します。
- SMB1.0 / CIFS / AFP に対応します。

RAID

概要
- HDL2-A4.0 は 2TB HDD を2台搭載しており、 RAID (Redundant Arrays of Independent Disks) を組めます。
  - RAID0 または RAID1 を構成することができます。
- 私はデータ保存の信頼性を重視するので、RAID1 で運用します。
RAID0
- 2台の HDD を1つのアレイとして使用します。
- 使用できる容量は、使用している HDD の全容量で、2TB＋2TB＝4TB です。
- 分散して Read/Write するのでアクセス速度が高速化されます。
  - 右の図はそのイメージ図です。
- HDD が破損した場合、保存されているデータは復旧できません。
RAID1
- 2台の HDD を1つのアレイとして使用します。
- 使用できる容量は、HDD 1台分の容量で、2TB です。
- 同じデータをそれぞれの HDD に同時に書き込むため、1台の HDD が壊れてもデータは残り、そのまま運用続行可能です。
  - 右の図はそのイメージ図です。
  - 破損した HDD を交換し、正常な HDD からコピーしてから、再度 RAID1 を組むことができます。
- アレイを構成する HDD 2台が同時に破損した場合はデータは復旧できません。当然ですね。
  - しかし、HDD 2台同時に破損する確率は極めて低いので高信頼性と言えます。

DLNA / DTCP-IP

DLNA サーバーソフトに DiXiM Media Server (ディクシムと読む) を使用しています。 (DLNA - Digital Living Network Alliance)
- 指定したストレージの映像・音楽データを読み取りデータベース化します。
- DLNA 機能で指定された映像・音楽データをクライアントにストリーミングします。
- 映像・音楽データの楽曲名などがどのように NAP から見えるかは、この DiXiM Media Server の機能とその設定によります。
- HDL2-A4.0 では [公開ファイル数 10,000] [公開フォルダ数 999] が最大となっています。
  - 映像データなら、普通には十分でしょう。
    - 映像データは大容量なので、この制限内に収まるでしょう。
    - よって、私は映像データは HDL2-A4.0 の DLNA サーバ機能を使います。テレビ放送やブルーレイなどの録画です。
  - ところが 音楽データになると全然足りない のです。
    - 音楽データは小容量なので、この制限をすぐに超えます。私の手持ちの音楽曲数は2万曲を軽く超えます。
    - 音楽データに対する問題を解決するために、私は音楽再生専用 DLNA サーバを別に建ています。
DiXiM Media Server には DTCP-IP 機能もあります。 (DTCP-IP - Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)
- DTCP-IP は、コンテンツを暗号化することで、コンテンツの不正コピーを防止する機能です。
- DTCP-IP 配信・ムーブ・コピーができます。

DLPA NAS level.3

HDL2-A4.0 は、 DLPA NAS level.3 認定 NAS です。 (DLPA - Digital Life Promotion Association)

DLPA NAS には、level.1～3 がありますが、HDL2-A4.0 は全ての level を包含します。

DLPA NAS	概要
level.1	動画、写真、音楽ファイルの共有が可能な NAS。 DLNA ver.1.5 の DMS または M-DMS 認証を取得しており、他機器との相互接続性が保証される。
level.2	level.1 の機能に加え、ネットワークダビング (ムーブイン) と配信に対応した NAS。地デジ録画番組などの著作権保護コンテンツの取り込み (録画や録音) と配信ができる。
level.3	level.1, level.2 の機能に加え、ネットワークダビング (ムーブアウト) の機能を備えた NAS。 BD レコーダにムーブアウトして BD/DVD メディアに書き出せる。

使ってみました

デザインなど
- 内蔵 HDD は垂直収納されているので、底部の面積が少なくて済み、設置が楽です。
- 付属の AC アダプタは [型式 DA-30V12] [入力 AC100～240V 50/60Hz] [出力 DC12V 2.5A] です。
  - 右の写真のように、ノートパソコン用と同じ外観です。ケーブルが両側に出るため、設置にやや困ります。
- NAS というネットワーク上の黒子ですから、本機のような無難なデザインで十分です。
- 電源 ON する時は [電源] ボタンを短押し、OFF する時は長押しします。
  - ON → OFF にするとシャットダウン処理が走るようです。とても安心です。
- 本機は HDD 交換の際のホットスワップができません。
  - HDD 交換の際は DC プラグを抜いて完全 OFF にする必要があります。個人使用だから没問題です。
- 使っているうちに天板蓋が振動してウーンという耳障りなノイズが出ました。
  - 私が入手した HDL2-A4.0 だけの問題かもしれませんが・・・
  - 天板蓋が振動しているだけなので、軽い文鎮の類を天板蓋の上に置くだけで静かになりました。
使ってすぐ気が付いたこと
- HDL2-A4.0 は SMB1.0 しか対応していないので、Windows10 の場合は SMB1 を有効にする必要がありました。
- DLNA サーバを停止する手段がないです。 NAS 機能だけを使いたいということができません。
- LAN DISK コネクトアプリを入れたほうがよいです。
  - パソコンから [共有フォルダ] [IP address] などを探すのが楽になります。また、Web 設定画面とも簡単にリンクできます。

メール通知機能を有効化

[メール通知] とは、HDD エラーやバックアップ結果など、設定したメールアドレスにメールで通知する機能です。
- RAID1 では1個の HDD が故障しても動き続けるので、故障に気付かないです。
- メール通知機能しておけば HDD の故障に気付けます。 メール通知機能は設定しておくべきです！

Web 設定画面に入って [詳細設定]→[システム]→[メール設定] を開き、以下のように選択します。

設定項目	設定内容	備考
メール通知	通知する
SMTP メールサーバー	def.com	ここはどのメールサーバを使うかで変わります。この例はメール通知先を abc@def.com にした場合です。
差出人メールアドレス	abc@def.com
文字コード	ISO-2022-JP
SSL(STARTTLS)	使用する
SMTP ポート番号	25
メール送信時認証設定	認証なし

HDL2-A4.0 に、新たに [music] [hiro] フォルダを作成
- [music] フォルダ
  - このフォルダには音楽データを入れます。
  - DNLA アクセスを不許可とします。音楽再生専用 DLNA サーバを別建てするから、これで良いのです。
  - [music] フォルダをパソコンの Z: ドライブに割り当てました。
- [hiro] フォルダ
  - このフォルダには、開発データなどの重要ファイルを入れます。
  - DNLA アクセスを不許可とします。こうしないと、このフォルダにある映像・音楽を DLNA サーバがデータベース化してしまいます。グチャグチャになります。
  - [hiro] フォルダをパソコンの Y: ドライブに割り当てました。
RAID1 で高信頼なので 24時間365日連続通電で運用します
- 経験上、HDD は通電したままのほうが長持ちします。
  - 以前の nice.kaze.com サーバ内蔵 HDD は、2007年6月30日～2017年7月15日の丸10年間故障なしで回り続けました。
  - HDD は Contact Start/Stop なので、電源入切でヘッドが磁気面と接触してストレスがかかって寿命が短くなります。
  - ですから、節電と思ってこまめに電源入切を繰り返していると、すぐに寿命になります。
- ハードディスクの省電力設定も全て [無効] にします。
  - ハードディスクの省電力設定 [有効] では、一定時間アクセスがなければ内蔵ハードディスクの回転を停止します。
  - これにより電力消費を抑えることができますが、Contact Start/Stop が大量に発生して HDD の寿命を縮めます。 HDD はずっと回り続けが正解です。
- RAID1 構成なので・・・
  - もし HDD 1台が故障しても新品とスワップするだけです。データ欠損はおこりません。
  - データを保持したまま容量が大きい HDD にアップグレード可能です。

データの同期バックアップ・・・ 三重の安心

RAID1 でもデータ消失の可能性あり！
- RAID1 は1個の HDD が故障しても残った1個で動作し続けます。
  - 故障した HDD を交換すれば、自動的にコピーがかかり RAID1 が再構築されます。
  - 以上より、HDD が要因で RAID1 の NAS がアクセスできなくなることは絶対ありません。
- ただし、滅多にないと思うのですが [RAID コントローラ基板] が故障したら RAID 崩壊する可能性が残ります。
  - 故障の確率は数万時間分の1かもしれませんから、これに遭遇するのは宝くじの1等が当たるようなものです。
  - こうなったらデータを諦めてもイイ人はバックアップの必要性はありません。でも、私は困るのです。
- 幸いなことに HDL2-A4.0 にはバックアップ機能が備わっており、これを活用します。
  - HDL2-A4.0 自身がスケジュールに基づいて USB ポートに接続した外付け USB HDD にバックアップしてくれます。パソコン不要！
- HDL2-A4.0 では 差分バックアップ できる
  - HDL2-A4.0 では [フルバックアップ] [差分バックアップ] を選択できますが、[差分バックアップ] が良いです。
    - フルバックアップ・・・全部のファイルをバックアップするので長時間かかります。
    - 差分バックアップ・・・前回のバックアップから追加変更したファイルだけをバックアップするので短時間で済みます。
外付け USB HDD をバックアップ専用に接続
- HDL2-A4.0 のリア側にある [USB1] ポートに外付け USB HDD を接続します。
- 外付け USB HDD には一定時間アクセスがないと HDD の回転が止まるものが良いです。
  - このタイプの外付け USB HDD を選んでも、Web 設定画面を開くと定期的なチェックが実行されるので、回転します。
USB HDD をフォーマット・・・これは一番最初にやるだけです
1. Web 設定画面に入って [詳細設定]→[システム]→[ディスク]→[フォーマット] を開き、次のように設定します。
  
  設定項目 設定内容
  
  フォーマット対象ボリューム選択 USB1
  
  フォーマットの選択専用フォーマット
2. [確認する]→[OK] で USB HDD のフォーマットを開始します。
  - （容量にもよりますが）フォーマットは30分くらいかかります。
  - フォーマット中は NAS アクセスできません。 フォーマット処理がそれほど重いとは思えないのだが・・・

同期バックアップ設定

Web 設定画面に入って [詳細設定]→[サービス]→[バックアップ設定] を開き、次のように設定します。

設定項目	設定内容	備考
バックアップを今すぐ実行する	チェックを外す	チェックを入れると、バックアップをすぐに実行します
バックアップ終了後、自動的にシャットダウンする	チェックを外す
バックアップ方法	同期する	同期バックアップとは差分バックアップのこと
保存する履歴数	-	(選択不可)
スケジュール機能	使う	毎週日曜日の21:00よりバックアップを行う
曜日指定	日
時刻指定	21:00
バックアップの方向	内蔵ディスク→USB
バックアップ元バックアップフォルダー	music hiro disk	私の例です
バックアップ先	usb1

[確認する]→[OK] で、スケジュールに基づいて同期バックアップが実行されます。初回のバックアップには半日くらいかかります。
- バックアップはこのようにスケジュール設定による自動バックアップがイイです。手動では、「毎週やるぞ！」と思っていても絶対忘れます。
- データが 1.5TB ある状態で、初回バックアップは11時間かかりました。
- 次回からは差分バックアップとなり、上記のデータ量で5時間かかりました。差分バックアップ後に合理性チェックしているような・・・
- バックアップ中でも NAS アクセスはできます。

以上のバックアップ設定で データが三重に守られます
- RAID1 で二重、これにバックアップで三重です・・・完璧です！・・・ですが、 ちょっとやり過ぎ の気もする。
  - だって、2TB のデータを守るのに全部で 6TB 分の HDD を使っているのですよ。 HDD メーカの思う壺か？
  - 同じように考える人もいるもんだ。 RAID 構成にする必要はない？の記事もありました。
- スケジュールに基づく自動バックアップをする前提なら、[RAID1 NAS] ではなく [Single NAS] でもイイような。
  - 違いは、(1個の) HDD 故障時に NAS アクセス (すなわち業務) を継続できるか/できないかです。
  - HDD 故障から修理完了まで待てるのであれば [Single NAS] でよいです。個人の場合は、このケースが多いと思います。
  - HDD 故障から修理完了まで待てないのであれば [RAID1 NAS] にします。会社の場合は、このケースが多いと思います。
その他
- バックアップ機能における出力されるログの見方と失敗時の対処法について

Remote Link2

HDL2-A4.0 は、Web ブラウザでリモートアクセスできる Remote Link2 (HDL2-A 版) 機能を実装しています。
- インターネット経由で外出先から LAN DISK に保存されているファイルにアクセスできるサービスです。
- I-O DATA が提供する無料のダイナミック DNS サービス [iobb.net] を使います。
Web ブラウザから http://rm2.iobb.net/ をアクセスします。
- [接続名] [ユーザ名] [パスワード] を入力してログインすれば、NAS 内のデータを参照できます。
  - ここを参照すると、ログインの仕方や概要がわかります。
- ブラウザでアクセスするので、PC でもスマホでも、タブレットでも使えます。
  - PC ではアップロード/ダウンロードのいずれもできました。 android スマホではダウンロードしかできませんでした。
実際に使ってみましたが、 意外と便利！
- 専用アプリは不要！ なので専用アプリをインストールする面倒さがありません。
- そして、フォルダ単位で [リモートアクセス可否] [アクセス制限] をかけることができるので、安心です。
- 割とサクサクと動きます。

Windows10 パソコン起動時にネットワークドライブが再接続できないことがある → 対策

テキストエディタ (NotePad など) で以下の内容を打ち込んで [iodata_nas_connect.vbs] として保存します。

あくまでも我が家の環境での WSH です。個々の環境や条件によりアレンジください。 [xxxxxx] の部分は製品個々に変わります。
スクリプトの動作は以下の通りです。
1. WScript.sleep 3000 で3秒間ウエイトします。
2. 次の3行でネットワークドライブの [Y:] [Z:] を接続します。
3. WScript.sleep 1000 で1秒間ウエイトします。
4. 次の3行で foobar2000 を起動します。 foobar2000 は音楽データが入っている [Z:] ドライブを使うので、ネットワークドライブの接続より後に起動する必要があります。
[iodata_nas_connect.vbs] を Windows10 のスタートアップに入れます。
- Windows10 のスタートアップは、C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup にあります。
- AppData は隠しフォルダになっているので注意。
ネットワークドライブ [Y:] [Z:] を切断して完了です。
- 再立ち上げするとネットワークドライブの [Y:] [Z:] がちゃんと接続され [foobar2000] が立ち上がります。

仕様ほか

設定項目	設定内容
フォーマット対象ボリューム選択	USB1
フォーマットの選択	専用フォーマット

発売日	2011年10月
定価	税抜42,300円